新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言発出に伴う営業時間短縮要請もあり、かつてない苦境に立たされている飲食店をサポートしようと保土ケ谷区役所が企画した「ほどがやお弁当まつり」があす12日、最終日を迎える。
保土ケ谷区役所と区商店街連合会、区食品衛生協会では「個人経営も多く、新たな顧客獲得のためのPR活動もままならない飲食店を支援しよう」と「お弁当まつり」の開催を決定。区内13の商店街を通じ参加店を募集し、これに応じた10店が自慢の味を詰めた弁当を期間中の月・水・金曜日に、区役所総合庁舎1階の総合案内横に設けられる特設ブースで販売してきた。
出店者の多くが個人経営のため、店舗で持ち帰り弁当などを販売することは可能だが、別の場所に弁当を運び販売するのは難しい。こうした実情を受け区は、委託業者が区役所まで弁当を運び、販売を代行する仕組みを構築。さらにイベントなどで弁当を販売する際に、貼付が義務付けられている「食品表示ラベル」の作成についても個別に相談に応じチェックするなど、サポート体制を整えた。
期間中は販売開始時間前に弁当を買い求める人の姿も数多く見られ、用意した弁当は連日、完売。目当ての弁当を購入できなかった人が店を訪れ食事するなど、企画の「副次的な効果」も見られた。
最終日となるあす12日は午前11時から「蕎麦cafe粉々奈」の「海老天重」(890円)・「フラグランテフラゴラ」の「テンダーロインステーキ弁当」(1000円)・「アジアンキッチンわだ」の「チャーハン弁当」(580円)が販売される。状況に応じ、販売開始前に整理券が配布される。問い合わせは保土ケ谷区地域振興課【電話】045・334・6302へ。
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