久保田団長（左）と小野寺署長
保土ケ谷消防団（久保田重雄団長）の定員に対する充足率が、今年３月１日時点で１００％を達成した。団員は４００人となり、５年連続の達成となった。
保土ケ谷消防署によると、昨年４月時点の団員数は定数に対し、20人不足している状態だったという。「充足率１００％達成」は保土ケ谷消防署と保土ケ谷消防団の年度当初からの共通目標。コロナ禍で従来通りの団活動ができない中、月に２回ほど消防団のホームページに団員のコラムを更新したり、ＳＮＳを利用するなど工夫しながら団員募集の広報に力を入れた。
「コロナ禍の中、団員の皆さんにはご苦労をお掛けした。今後ともできる限り１００％を継続できるようにがんばりたい」と久保田団長。保土ケ谷消防署の小野寺勝署長は「団と署でお互い現場能力を向上させて、連携しながら区内の安全・安心を守っていければ」と話した。
消防団は70歳が定年。今年４月に定年を迎えて退団する人もいることから、団では団員募集の広報を今後も続けていく予定だという。
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