横浜市は2020年の国勢調査について、独自の集計による人口・世帯数の速報値を発表した。
保土ケ谷区の人口は2015年の前回調査から2323人増え20万7816人(増減率1・1%増)。世帯数は9万9159世帯で、5年前から6384世帯増加した。1世帯当たりの人数は2・10人で前回調査から0・11人減。単身世帯の増加や核家族化が進んだとみられる。
市内の人口は377万8318人(男性186万5940人、女性191万2378人)で、2015年の前回調査から5万3474人増加。人口が減少したのは6区で、人口19万9033人の金沢区は減少数(3196人減)、減少率(1・6%減)ともに最も大きかった。
人口が最も多かったのは港北区で35万8678人、最少の西区は10万4917人だが、増減率(6・5%増)は最大だった。
世帯数は10万7771世帯増えて175万3389世帯。人口とともに過去最多だった。1世帯あたりの人数は2・15人で過去最少を更新。神奈川区、中区、西区、南区は2人未満だった。
1920年の第1回調査時に42万2938人だった市内人口は増え続けているが、増加率は95年から5%未満と伸びが鈍化。今回の調査では1・4%だった。
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