神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
保土ケ谷区版 公開:2021年5月7日 エリアトップへ

兵藤獣医師 アニマル基金を設立 発足記念し本出版も

社会

公開:2021年5月7日

  • LINE
  • hatena
財団を立ち上げた兵藤さん
財団を立ち上げた兵藤さん

 兵藤動物病院=岩井町=の代表を務める獣医師・兵藤哲夫さんが、動物愛護福祉活動を支援する財団「兵藤哲夫アニマル基金」を立ち上げた。3月22日には、基金発足と自身の獣医業60年を記念し、これまでの獣医師としての歩みを振り返る書籍『動物病院119番 感謝』を発行した。

長年動物福祉に尽力

 愛犬の死から「動物を救いたい」と獣医師を志した兵藤さん。1963年に同院を開業し、当時動物愛護の意識が希薄な世の中にありながら組織的に譲渡会などを展開する「日本動物福祉協会」に魅せられ入会。以来精力的に活動し、現在は同協会理事を務めながら、県動物愛護協会顧問、市獣医師会前理事、元環境省動物愛護部会審議委員といった経歴を持つ。

 兵藤哲夫アニマル基金は「これまで動物たちから受けた恩を、恵まれない環境にいる動物に返したい」と兵藤さんが個人資金で立ち上げたもの。財団では、動物愛護福祉活動をする団体や個人に資金助成を行うほか、兵藤さんや外部講師が正しい動物愛護の知識を広めるための勉強会を開催するなど支援事業を行う。

 3月末までの間に、日本動物福祉協会で長年付き合いのある30団体に対し1団体10万円を寄付。さらに、泉区で地域猫の支援をする団体に請われ、法律に基づいた譲渡の仕方などを指南する講演会も開いてきた。

 兵藤さんは「動物が幸せに暮らせる社会の実現に向けて、ずっと活動していきたい」と語った。

保土ケ谷区版のローカルニュース最新6

園児が義援金集めに一役

園児が義援金集めに一役

霞台保育園 能登半島地震受け、市に寄付

3月28日

プロ楽団のリハ公開

かながわアートホール

プロ楽団のリハ公開

4月2日、3日

3月28日

地域の担い手育成

地域の担い手育成

「はぐくみ塾」5月開始

3月28日

「働きやすさ」の事例紹介

IDEC横浜

「働きやすさ」の事例紹介

傾聴、提案で企業支える

3月28日

赤ちゃんと母・父に「感謝」

かながわアートホール

赤ちゃんと母・父に「感謝」

心温まるコンサート盛況

3月28日

横浜FC、数的不利も耐えて勝ち星

【Web限定記事】

横浜FC、数的不利も耐えて勝ち星

3月28日

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月21日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 3月7日0:00更新

保土ケ谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

  • ミルキーJr.モカ Jr.モネのほどがや

    vol.514

    ミルキーJr.モカ Jr.モネのほどがや

    「春の花【2】」文/ささきやすえ(区内在住・フリーライター)

    3月21日

  • 法話箋 〜鹿苑〜

    日蓮宗樹源寺 権住職 日比(ヒビ)宣仁(センジン) 連載35

    法話箋 〜鹿苑〜

    行位論(ぎょういろん)について―六即説(ろくそくせつ)―

    3月21日

保土ケ谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook