相鉄線星川駅の自由通路に「鮭」が「群泳」している―。
東日本大震災の2年後から岩手県山田町から提供を受けた鮭の稚魚を帷子川に放流する取り組みを催す市民グループ「帷子川に鮭の稚魚を放流する会」(竹村泰長会長)が、「新型コロナウイルスとの闘いの中で、子どもたちに笑顔になってもらえることはないか」と絵画コンテストを企画。「未来」をテーマに鮭が泳ぐ川面を友達と眺める光景や卵から稚魚が生まれる瞬間など、子どもたちが描いた力作およそ250点が8月末まで展示されている。
放流事業は今年9年目を迎えた。今年度は昨年12月から約5千個の卵を幼稚園や小学校など34カ所で飼育。コロナ禍以前は川辺町の親水広場で大々的な放流イベントを催してきたが、今春はふ化し7cmほどに成長した稚魚を飼育施設ごとに放流した。
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