上星川駅前の温浴施設「天然温泉満天の湯」を事業傘下にもつモリヤマ(森山元明代表取締役)は地域貢献事業の一環として2018年3月に保土ケ谷区と「災害時における支援に関する協定」を締結している。
大規模災害を経験した人からのヒアリングで飲料水に加え、トイレなどに用いる生活用水の必要性を強く感じ、温浴事業で使用している自然水の活用を区に申し出たことで、協定締結が実現した。
協定では災害発生時に生活用水として使用することを想定した雑用水を最大1万3500人分相当、飲料水を最大5千人分相当、可能な範囲で提供するほか、自宅での入浴が困難な人、救助活動に従事する人などに対し、施設のライフラインが整い、衛生状態を維持した運用が可能と判断した場合に入浴を無料で受け入れ、タオル等の消耗品を無償で提供することなどが盛り込まれている。
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