神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
保土ケ谷区版 公開:2021年9月2日 エリアトップへ

横浜市歯科医師会の会長に新たに就任した 吉田 直人さん 62歳

公開:2021年9月2日

  • LINE
  • hatena

生涯を支える歯科医に

 ○…約1700人が所属する横浜市歯科医師会は、休日夜間の急患や障がい児者、通院が難しい高齢者に訪問歯科診療を行うなど地域の歯科医療を包括的に支えている。入会してから約20年。歯科医師会の活動は自身のライフワークに。このほど会長に就任し「若い人や女性にも積極的に入会してもらい、その感性を生かしてもらえたら。歯科医として、やりがいを感じられる活動にしていきたい」と力を込める。

 ○…福島県出身。「小学生の頃、歯科医院で治療が終わると技工室に入ってずっと作業を見ていた。興味があったのは機械の方だったのに『この子は歯医者に向いている』と先生が親に言ったのを聞いてその気になっちゃったんですね」と笑う。一人っ子で実家は不動産業を営んでいたが「後を継げとは言われなかった」と感謝。日本大学松戸歯科部卒業後は、医局に残って歯科麻酔を専攻。30歳の時、南区六ツ川で『ナガタ歯科』を開業した。

 ○…20年前、叔父から引き継いだライカがきっかけでカメラが趣味に。散歩に携帯し、街の風景や何気ない日常を切りとるのが好きだという。「頑固で視野が狭くなりがち」と評する自身の性格も「レンズを通すと見方が変わる。常に広い視野を持っていたいので、私が使うのはいつも広角レンズなんですよ」と茶目っ気たっぷりに話す。

 ○…「生まれる前の妊娠期から最終期まで、その人の全てのライフステージに関われるのが歯科医の魅力。患者というより自分の親や子、孫みたいに思えてきて」と目を細める。そんな父の姿を見て育った一人娘も歯科医に。虫歯の予防から生活習慣の指導に至るまで「生涯にわたり患者の健康を支え続けるのが、真のかかりつけ医」と、熱い想いを口にした。

保土ケ谷区版の人物風土記最新6

本田 悦二郎さん

保土ケ谷警察署の新署長に就任した

本田 悦二郎さん

川辺町在勤 57歳

4月18日

加藤 和さん

アートホールで開かれるDVD鑑賞会の上映前に舞台に立ち作品紹介する

加藤 和さん

花見台在勤 62歳

4月11日

山本 将大さん

ダウン症のドラマーで、地域を拠点にバンド活動を行っている

山本 将大さん

仏向町在住 18歳

4月4日

竹内 一郎さん

能登半島地震の医療災害対策本部DMAT本部長を務めた

竹内 一郎さん

横浜市立大学附属病院勤務 51歳

3月28日

伊藤 奈美さん

子育て中の親子に交流の場などを提供する「パオパオの木」の代表を務める

伊藤 奈美さん

狩場町在住 53歳

3月21日

木村 勝義さん

相鉄線和田町駅前の美化活動に尽力する「タクシー乗場委員会」の委員長を務める

木村 勝義さん

65歳

3月14日

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月21日0:00更新

保土ケ谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

保土ケ谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook