神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
保土ケ谷区版 公開:2021年10月28日 エリアトップへ

保土ケ谷消防団 6年連続 充足率100% 市内初の快挙

社会

公開:2021年10月28日

  • LINE
  • hatena
団の幹部役員と署関係者ら
団の幹部役員と署関係者ら

 保土ケ谷消防団(久保田重雄団長)の定員に対する充足率が、今年10月1日までの時点で100%を達成した。団員数は400人となり、2016年度から6年連続の達成となった。6年連続して充足率100%を達成したのは、横浜市内の消防団ではじめて。

 保土ケ谷消防署によると、今年4月時点の団員数は定数に対し、5人不足している状態だったという。「充足率100%の継続」は保土ケ谷消防団と保土ケ谷消防署の年度当初からの共通目標だった。

 昨年度から消防団のホームページ上で連載している団員のコラムや、SNSを利用した広報活動など、コロナ禍で入団促進の広報活動がしにくい中でも工夫しながら新入団員を募集。4月から10月1日までの間に18歳から59歳までの16人が新たに入団し、100%を達成した。

「無理と言われた」達成、継続に誇り

 同団がはじめて充足率100%を達成した16年度は、1年で52人が入団した。当時副団長を務めていた久保田団長は「当時は『100%なんて無理だ』という人もいた。杉山団長(当時)と奮闘努力した成果がこうして6年も継続できていることを誇りに思う」と団員や関係者を労いながら振り返る。今後については「充足率達成の継続を目指しながら、活動内容もさらに充実させて、災害時に対応できる体制を整えていく」と話した。

 消防団は70歳が定年。定年を迎えて退団する人もいることから、団では団員募集の広報を今後も続けていくという。

新入団員が決意新たに

 新入団員らを対象にした辞令交付式と基礎研修は10日、同署で行われた。これは消防団員としての任務の重要性を認識し、職務遂行に必要な基本的知識と技術の習得を目的に行われている。

 この日は、新たに入団した16人の内13人が出席。消防団員としての心構えや災害対応等についてを座学で学んだ。

研修のようす
研修のようす

㈱横浜建材工業

屋根と外壁のプロ 屋根の無料点検実施中。瓦一枚からでも!

https://yokoken.com/

<PR>

保土ケ谷区版のトップニュース最新6

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月25日

運転手不足で減便続く

市営バス

運転手不足で減便続く

住民から困惑の声

4月25日

「地場ワイン」今年も上々

「地場ワイン」今年も上々

原料は川島町のぶどう

4月18日

保土ケ谷は50年で25%減

横浜市将来人口推計

保土ケ谷は50年で25%減

世帯数は2割ほど減少の見通し

4月18日

商店街舞台の演劇企画

元宝塚歌劇団大洋あゆ夢さん

商店街舞台の演劇企画

役者募集、町おこしに一手

4月11日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月11日

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月21日0:00更新

保土ケ谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

保土ケ谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook