関東高校選抜新人陸上競技選手権大会がこのほど茨城県内で開催され、男子5000m競歩で保土ケ谷高校の岩下賢弥さん(2年)が優勝、守屋海斗さん(1年)が準優勝に輝いた。同校陸上部が関東大会で優勝するのは創部以来初の快挙。顧問の竹内俊樹教諭は「同じ学校から競歩でワンツーフィニッシュできること自体、珍しいことなのでは」と話す。
「優勝する自信はそれなりにあった。調子も良かった」と当日を振り返る岩下さんは、当初からの計画通り、序盤から積極的なレースを展開。10月の県大会での記録を40秒ほど縮める23分01秒18で見事優勝した。
守屋さんは今大会で自己ベストを大きく更新。「表彰台に立てると思っていなかったので、驚きと喜びが半々」と笑顔を見せる。大会直前に先輩から歩くフォームについて指導があったといい、「今後は修正してもらったフォームをしっかり固めたい」と抱負を語った。
横浜清風高校棒高跳3人躍進
同大会には、横浜清風高校からも6人が出場。このうち女子棒高跳びに出場した松崎美結菜さん(2年)が優勝、男子棒高跳びの鈴木大さん(1年)が3位、木村隼人さん(2年)が5位に入賞する好成績を残した。
松崎さんの記録は3m20の自己ベストタイ。「せっかく1位を取るなら、自己ベストを更新して優勝したかった」とストイックに大会を振り返る。「バーを越える瞬間の動きに課題が見つかった」と話し、今は動画を撮影してフォームをチェックするなど、練習を重ねているという。鈴木さんと木村さんは「天候のコンディションが悪い中、県大会とは全く異なる大舞台の雰囲気に飲まれてしまった」と反省を語る。
3人の次なる目標は来年初夏の南関東大会。「さらに高みを目指して、悔いのない結果をだしたい」と声を揃えた。
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