神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
保土ケ谷区版 公開:2021年11月18日 エリアトップへ

天王町 橘樹神社で奉納歌舞伎 子どもたち12人が21日

文化

公開:2021年11月18日

  • LINE
  • hatena
本番を直前に控え稽古する子どもたち
本番を直前に控え稽古する子どもたち

 天王町の橘樹神社内にある神楽殿で11月21日(日)、子どもたちによる奉納歌舞伎の公演が行われる。子どもたちに日本の伝統芸能を継承していくことを目的に、文化庁の地域文化財総合活用推進事業の一環として行われる取り組み。4歳から9歳まで12人の子どもたちが8月から週に一度、専門家から指導を受けながら、稽古を重ねてきた。

 「保土ケ谷こども歌舞伎」は2013年から地元商店街が主催する取り組みとしてスタート。毎年、秋に子どもたちが神楽殿に立ち歌舞伎を奉納している。例年、境内には立ち見が出るほどの観衆が集まり、艶やかな着物をまとった子どもたちが可愛らしくも、本格的な見得を切る度に、観衆から威勢の良い掛け声がかかり、飴玉が入った「おひねり」が飛び交う。しかし昨秋はコロナ禍で中止となっていた。2年ぶりの公演を前にYCVテレミン商店街の安田峰雄代表理事は「子どもたちの晴れ舞台を多くの方にご覧いただければ」と話している。

You Tubeで生配信も弁天娘女男白波「浜松屋見世先の場」

 2年ぶりの開催となる「保土ケ谷こども歌舞伎」で今回、披露する演目「弁天娘女男白波『浜松屋見世先の場』」は江戸の人々の日常をリアルに描いた世話物。

 娘に変装して浜松屋にやって来た弁天小僧が発する「知らざあ言って聞かせやしょう」の台詞も登場する場としても有名な演目だ。

地元有志が舞台設営に汗

 子どもたちの晴れの舞台を商店街や地域の大人たちが支えている。舞台の装飾などは商店街関係者らが手作り。連日、工具や筆を手に仕上げている。

 公演は2部制で午後2時からと午後4時30分から。観覧無料(人数制限有)。当日の模様はYouTubeで生配信される予定。配信は左記二次元コードを読み込むと視聴することができる。問合せは同商店街【電話】045・335・6659。

舞台装飾を手掛ける関係者
舞台装飾を手掛ける関係者

保土ケ谷区版のトップニュース最新6

避難所備蓄に不安も

災害時トイレ

避難所備蓄に不安も

携帯型、1日で尽きる恐れ

3月28日

「ダウン症は個性の一つ」

仏向町の山本将大さん

「ダウン症は個性の一つ」

バンド活動で地域活性化

3月28日

「災害弱者」受け入れ訓練

福祉避難所

「災害弱者」受け入れ訓練

ケアプラや特養職員ら

3月21日

樹源寺人道橋が開通

樹源寺人道橋が開通

歩行者の安全確保に

3月21日

校長製作の独自曲 伝播

桜台小学校

校長製作の独自曲 伝播

音楽朝会で全校児童が合唱

3月14日

神奈川フィル、区と協定

オーケストラ

神奈川フィル、区と協定

文化芸術の機運醸成へ

3月14日

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月21日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 3月7日0:00更新

保土ケ谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

  • ミルキーJr.モカ Jr.モネのほどがや

    vol.514

    ミルキーJr.モカ Jr.モネのほどがや

    「春の花【2】」文/ささきやすえ(区内在住・フリーライター)

    3月21日

  • 法話箋 〜鹿苑〜

    日蓮宗樹源寺 権住職 日比(ヒビ)宣仁(センジン) 連載35

    法話箋 〜鹿苑〜

    行位論(ぎょういろん)について―六即説(ろくそくせつ)―

    3月21日

保土ケ谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook