vol.458 ミルキーJr.モカのほどがや 「松竹梅」文/ささきやすえ(区内在住・フリーライター)
ボクはミルキーJrモカ。瀬戸ヶ谷町に住む15歳のミニチュアシュナウザー。皆さん、明けましておめでとうございます。
おめでたい植物の代名詞と言えば、松・竹・梅。
松は冬の寒さの中でも緑を保ち続ける「長寿・延年」を表し、花言葉は「不老長寿」。竹は折れにくいことから「成長・生命力」を表し、花言葉は「節度」。梅は樹齢が長く、春になると美しい花をつけることから「長寿・気高さ」を表し、花言葉は「高潔」。生命力を持つものとして中国で古くから讃えていたの。
日常生活のなかで、ランクを示すのに、松竹梅を使うことがあるでしょう。松を一番上として、竹、梅としているけれど、いずれも品よく、どれがランクの上、下というのは不思議な気がするの。単純に松竹梅の順番だと言いやすいから、という説もある。一方、理由があって、松は平安時代、竹は室町時代、梅は江戸時代から縁起物とされるようになったため、歴史の古い順にランクを上として扱っている、という説もあるの。松と竹は、日本に自生していたけれど、梅は中国原産の樹木で、奈良時代に日本に伝わったそうだよ。
「松竹梅の法則」を聞いたことがあるでしょう。「価格の選択肢が3つある時、人は真ん中を選ぶ傾向にある」というもの。何かをするとき、人は極端なことを避けようとするのだそう。4つ選択肢があったら、どれもやめておく、という行動をとることが多いのだそう。頭で考えて、心で感じる「人」は複雑で難しいね。
次回「白」
今日の誕生花・花言葉
マンサク:ひらめき
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