横浜国立大学職員の有馬優さん=人物風土記で紹介=が「第66回文部科学大臣杯全国青年弁論大会」と「第19回尾崎行雄(咢堂)杯演説大会」の2つの全国大会で準優勝に入賞した。
弁論は、社会に対しての思いや意見を自身の言葉で発表するもので、論旨だけでなく、声量や表情などの表現力も合わせて採点される。有馬さんは明確な論旨と聴衆の感情を揺さぶる表現力がそれぞれの大会で高く評価された。
有馬さんが両大会で発表した弁論の題目は「砂上の死生学論考」。葬儀や看取りなどの「死を受け入れるプロセス」がコロナ禍も影響して制限されている現状を指摘したうえで、深い悲しみや死生観を共有できる人間関係の重要性を説いた。
4年前から両大会に挑戦を続けている有馬さん。大会が終わるとすぐに翌年に向けた構想を始めるという。有馬さんは「今年は言葉選びにとても悩みながら書き上げた原稿だった。たくさんの人に支えていただいたので、結果を出すことができて良かったです」と大会を振り返った。
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