横浜市立図書館の移動図書館「はまかぜ号」が4月から2台体制になり、今まで巡回がなかった保土ケ谷区にも立ち寄ることになった。原則隔週水曜日の午後3時10分から4時まで、狩場町第三公園=狩場町325の5=にやって来る。次回は5月25日の予定。
はまかぜ号は1970年、当時市内唯一だった市図書館(現在の市中央図書館)が、より多くの市民に本を借りてもらおうと、図書館から遠い地域の団地などを巡回したのが始まり。当初は2台で運行していたが、2005年からは1台に。各区の区民まつりや読み聞かせのイベントで利用したいという声が多かったことから、新たに2号車の導入となった。
これにより、4月から今まで巡回がなかった区にもはまかぜ号がやって来ることになり、全区実施が実現。巡回場所は新たに8カ所増えて29カ所になった。
保土ケ谷区では過去に巡回があったものの、利用者減などを理由に終了。今回久しぶりの復活となった。車が入ることができ周辺に子どもも多いことから同公園が選ばれた。
初めての巡回となった4月27日。水色のはまかぜ号が公園内に現れると遊んでいた子どもたちも興味津々に本棚を物色。中には図書館で本を借りるのが初めてという小学生もいた。
はまかぜ号は車体の両側と車内に本棚が取り付けられ、約3千冊の本を収容。図書の貸し出しや返却、図書館カードの発行が可能で、予約すれば各図書館の蔵書も受け取ることができる。
各区の巡回先、日時などは移動図書館のサイトで公開しているほか、雨天中止や渋滞による遅延など、当日の運行情報はツイッターで発信している。
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