vol.467 ミルキーJr.モカのほどがや 「五月病」文/ささきやすえ(区内在住・フリーライター)
ボクはミルキーJrモカ。瀬戸ヶ谷町に住むミニチュアシュナウザー。
大型連休も終わり、さわやかな季節だ。4月に環境の変化などがあり、疲れが出てくるのも今の
頃。心の調子を崩しやすい時期でもあるね。特に原因や理由はみつからなくて、なんとなくやる気
が起きない、元気がでない、「五月病」だろうかと思うことはない?
「五月病」は「病」と書くけれど病名ではなく症状のこと。「適応障害」「うつ病」などの診断がされるようだね。自分が抱える不満や不安を書き出したり、声にだして信頼できる人に聞いてもらうなどして、自分の思考を再確認することで、自分の抱える隠れたストレスに気が付き、解決の糸口がみつかったりすることもあるようだよ。
「五月病」という言い方の元を探れば1968年に遡るの。東京大学から始まった学生運動が全国に広がり、機動隊らと激しく衝突する学生がいる一方、学校に通うことができず「無気力」になって退学など学校から離れる学生も多くいたそうだ。真面目で努力型の学生たちが一生懸命勉強して受験を経て、入学したのに努力目標の「学ぶ」ことを失ってしまったのだね。そんな学生の「無気力」を「五月病」と言っていたの。学生運動が収まって以降もその言い方は残り、今では大型連休明けの「なんとなくやる気が起きない」などの様子に対して使っている。
ボクたち犬族の心の病気の代表的なのが「分離不安」。災害時の「ペット同行避難」を考えると、日頃から一人でいられる訓練をしておくことは大切、と思うボク。
次回「ペット同行避難」
今日の誕生花・花言葉
サツキ:節制
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