vol.468 ミルキーJr.モカのほどがや 「ペット同行避難」文/ささきやすえ(区内在住・フリーライター)
ボクはミルキーJrモカ。瀬戸ヶ谷町に住むミニチュアシュナウザー。ペット同行避難とは災害発生時に飼い主がペットを同行して避難場所まで安全に避難すること。避難場所で人とペットが同居することは同伴避難と言っているよ。
平成23年3月11日、「千年に一度」と言われる未曾有の大規模地震が発災した。東日本大震災だ。さらにその後の大規模災害経験から、動物愛護だけではなく、被災者の心のケア、被災動物の野生化による危害防止等の面から同行避難することが考えられるようになった。
そして平成25年6月、環境省から「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」が示された。これに基づいて各自治体等が、地域の状況に応じた独自の対策マニュアルや動物救護体制を検討する作業にはいったの。
ボクたちが飼い主さんと一緒に避難できるのは嬉しいこと。一方、避難した場合に生じると予想できる問題を解決する努力が必要、と思うボク。
▼動物アレルギー、動物を好まない:避難場所で人とペットとの居場所を分けることができれば対策の一つになるのかな。
▼ペットのノミなど:狂犬病の予防注射を打つ時期に、ノミなどに対する薬の相談をかかりつけの動物病院にしようね。
▼噛む、泣き声:ボクたち犬族も、怖さや不安を感じるとうなり声をあげたり、歯をむき出しにして威嚇することがあるの。動物の本能かな。とはいえ、限られた避難場所での問題行動はよくない。平時からのトレーニングがだいじだね。
次回に続く
次回「ペット同行避難【2】」
今日の誕生花・花言葉
シャクナゲ:警戒心
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