vol.469 ミルキーJr.モカのほどがや 「ペット同校避難【2】」文／ささきやすえ（区内在住・フリーライター）
ボクはミルキーＪｒモカ。瀬戸ヶ谷町に住むミニチュアシュナウザー。避難場所でのボクたちの行動について、前号からの続き。
・糞尿の衛生面・動物臭：ボクたち用の避難袋の中に、ペットシート、消臭スプレーなども忘れないでね。日頃から定期的なシャンプーで体の衛生を保とうね。
・人が自分のことで精一杯：そうだね。でもね、ボクたちも「動物セラピー」の考え方に基づいて、避難場所でボランティアができたらうれしいな。
ペット同行避難に取組む「保土ケ谷福祉保健センター生活衛生課」を尋ねたの。横浜市は災害時のペット対策について、飼い主や地域防災拠点の関係者にむけたガイドラインを「災害時のペット対策」（令和３年３月改訂）にまとめているの。また、令和３年度には「横浜市地域防災拠点におけるペット災害対策」をＹｏｕ Ｔｕｂｅに掲載し、公開。生活衛生課では、これまで区民まつりなど多くのイベントや各地域防災拠点の訓練の機会に、パネル展示（日頃からのしつけ・災害時に必要な物品・被災状況の写真他）や迷子札などの啓発グッズ配布、犬を連れて避難してきた飼い主の受入れ訓練を行ってきたの。県立保土ケ谷公園で実施された訓練にはボクも参加したよ。また、区の職員が説明してきた内容を「災害時のペット対策について」（約15分）の動画にまとめたの。今年度、生活衛生課窓口などで流して周知に使うそうだ。
ボクたちペットの飼い主や多くの方から災害時のペット対策について理解を深められるよう引続き啓発をお願いします。
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