かながわアートホールでこのほど、小学4年生の児童を対象にした「音楽たまて箱」と題した講座が催された。
「本物を体験してほしい」と同館の馬場洋一館長が企画した取り組みで区内に暮らす音楽家・鬼武みゆきさん=人物風土記で紹介=がプロデュース。音楽関係者のみならず幅広い交友関係を持つ鬼武さんが、「本物に触れる」という馬場館長の思いに即した人材とともにステージに立つ企画で今後も継続的に催される計画だという。
初回となったこの日は初音が丘小と保土ケ谷小の児童が来館。開演を告げるベルが会場となったホール内に響き、子どもたちが背筋を伸ばし緊張の面持ちで待つ中、鬼武さんと共にステージに現れたのは、長髪にバンダナ巻きのスタイルでおなじみの数学者・秋山仁さん。講座の冒頭、鬼武さんは「職業を問わず素晴らしい人との出会いが今の私の音楽に繋がっている。沢山の経験をしてほしい」と話した後、秋山さんが算数を使ったマジックを披露。子どもたちは教室で学ぶ算数とは異なる「算数の世界」に引き込まれていた。
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