県立保土ケ谷高校自転車競技部の山形駿さん(3年)と竹田天飛(あまと)さん(2年)が、きょう8月4日に開幕する全国高校総体(インターハイ)自転車競技大会=香川県=に出場する。同部は8年連続の全国大会出場。
同部は普段、校内のほかに平塚や小田原の競輪場でも月に数回練習している。2人は6月に行われた関東大会でそれぞれ好成績を収め、インターハイへの切符を獲得した。
昨年の同大会には3人制のチームスプリントで参加した山形さんは今回、個人種目のケイリンで出場。トラック4周での着順を競う同種目は、ペーサーと呼ばれる先導者が離脱してからの駆け引きが見どころだ。
中学生でトライアスロンを始め、自転車専門に転向した山形さん。「自分の努力だけでない様々な要素が必要なのが自転車競技の魅力」と語る。大会では速度が出せる重いギアを使用。「自分から仕掛けていきたい。大学の関係者も見に来るので、注目される走りをしたい」と意気込んだ。
初の全国となる竹田さんは、トラック版のロードレースと呼ばれるスクラッチで出場。予選では50人が3組に分かれ6Kmの着順を競い、各組上位7人が決勝に進む。
父も兄も競技経験者という自転車一家で育った竹田さん。「全国の強い人と一緒に走れるのは楽しみ」と本番を心待ちにしつつ、「強い人の走りに合わせて良いポジションを取っていきたい。決勝で上位8人に入り、入賞するのが目標です」と物おじせずに全国に挑む。
山形さんのケイリンはきょう4日に予選、竹田さんのスクラッチは5日に予選が行われる。
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