市立岩崎小学校を拠点とする横浜ハンドボールクラブが、京都府で行われた「第37回全国小学生ハンドボール大会」(女子の部)で3位の成績を収めた。同大会で神奈川県勢の3位は初の快挙となった。
同クラブ女子の全国大会出場は2016年以来8年ぶり3回目。「全国ベスト8」を目標に掲げて挑んだ初戦の北部キッズハンドボールクラブ(長崎)に25―3と快勝した同クラブ。2回戦は前回の全国大会初戦で対戦し敗れた沖縄県勢だったが、女子チームをけん引する鈴木司監督が「諦めないで最後まで走り負けないようにしよう」と選手を鼓舞し22―11で勝利した。その勢いのまま3回戦も勝利し、優勝候補となっていたT―SQUARE京都(京都)にも10―7で競り勝った。準決勝の花園ハンドボールクラブ(熊本)戦では、16―23で敗退した。
鈴木監督は「前半粘りを見せたが、後半に走り負けて引き離されてしまった」と全国大会の敗因を振り返る。キャプテンの太田初希さんは「少し緊張してしまっていつも通りの動きができていなかったのでうれしさと悔しさが半々」と話し、副キャプテンの石井怜愛さんは「失敗した場面でもベンチのみんなが声を出して盛り上げてくれた。関東大会では優勝したい」とした。
同クラブは9月7日(土)と8日(日)に開催される関東少年少女ハンドボール大会に神奈川県第1代表として出場する。
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