区のまちづくりの基本的方針となる「都市計画マスタープラン保土ケ谷区プラン」の改定原案がまとまり7月11日に公表された。人口減少や高齢化を踏まえ、土地利用や防災の課題に対応するための方針などが示されている。7月27日(金)まで区民意見を募集し今年度中のプラン確定を目指す。
「保土ケ谷区プラン」は市全体の方針である「全市プラン」を前提としたもので、約20年後の区の将来像を見据え道路や公園、河川などの整備方針や課題解決法へ向けたまちづくりのあり方などがまとめられている。
現行のプランは2002年に策定されたが、今後人口減少社会が到来することが予測されるなど社会経済状況が変化してきたことに加え、全市プランが13年に改定されたこともあり、保土ケ谷区プランも改定することになった。
今回公表された改定原案ではまちづくりの目標を「市の中心部に近い立地を生かし、自然や歴史などの魅力を大切にしたいつまでも住み続けたいまち」とした。その上で「土地利用」「都市交通」「都市環境」「都市の魅力」「都市活力」「都市防災」の6項目について方針を示した。
都市交通の方針では環状1号線、鴨居上飯田線は優先的に整備を進め、国道1号線、権太坂和泉線なども局所的な改善に取り組みながら整備を進めるとされている。また神奈川東部方面線の整備に伴い西谷駅へのアクセス動線の整備を図るほか、新駅周辺では区内から駅までのアクセス動線を検討することが示された。
27日まで意見募集
今後、7月27日まで区民意見を募集し今年度末にはプランが確定する予定となっている。改定原案は区役所区政推進課や地区センター、保土ケ谷図書館などで閲覧できるほか、区のウェブページでも公開されている。問合せは同課【電話】045・334・6227へ。
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