西日本を中心に200人を超える死者を出した豪雨被害を受け、義援金を募るチャリティーコンサートが開催されたり、区役所などには募金を受け付ける箱が用意されるなど、区内でも支援の動きが出始めた。
広島在住の書家らが呼びかけ
今月22日には帷子町の「かたびら・スペース・しばた。」でチャリティーライブイベントが開かれた。13日に岩井町に開業したコワーキングカフェ「KIKCAFE」の飯島恵代表は以前から交流のあった書家・詩人の坂口赤道さんを招きオープニングイベントの開催を考えていた矢先に今回の災害が発生。坂口さんが広島県内に暮らしていることもあり、予定を急きょ変更し、イベントを被災地を支援する内容とした。
趣旨に賛同した多くのアーティストが出演したこの日、書道パフォーマンスを終えた坂口さんは集まった約20人の地域住民らを前に「小さなチャリティーでもここに来た10人が主催者になれば10倍の募金になる。大きな支援は大手の方々に任せ、小さな支援も仲間がつながれば大きな支援になる」などと話し、支援の輪の拡大を呼びかけた。
義援金募金箱
義援金を募る動きも活発化している。区役所は1階総合案内窓口に専用の募金箱を設置。被災地に思いを寄せながら、募金する来庁者の姿が数多くみられる。8月13日まで設置予定で集まった募金は日本赤十字社を通して、被災地の救援活動支援に役立てられるという。
地域の人たちから寄付された衣類や雑貨を販売した収益金で、国内外の人々の自立支援や災害復興支援を行っているWEショップ・ほどがやでは星川店と天王町店に募金箱を設置。送付先や送付方法などは今後のようすを見ながら検討するという。
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