働きやすい職場環境づくりを進めたとして、先ごろ、下末吉の特定医療法人社団育成社「佐々木病院」(佐々木啓吾院長)が、市から「横浜グッドバランス賞」の表彰事業所に選ばれた。
同賞は「働きやすく、子育てがしやすい企業」を市が認定するもの。女性の能力活用、子育て支援、就労時間の短縮などを進めている事業所を表彰、認定する制度で、2007年度から実施している。今年度は23事業所が表彰、認定。表彰は2社のみだった。
子育て環境充実
佐々木病院は、昭和2年に個人病院として開業した区内の老舗病院。現在、従業員はパートも含め約220人。そのうち女性が8割を占める。
同院では、「医療は人」の考えのもと、女性が働きやすい職場をと、97年に保育園を設置。子育て中の職員が安心して勤務できる環境を作った。
また、高齢者の再雇用にも積極的で、20年ほど前から送迎者の運転手や清掃業務などでシニア世代を雇用している。
佐々木院長は、「これまで自然と取り組んできたことが評価され素直に嬉しい。今後は男性の育児休暇などにも取り組みたい」と話している。
今年度の同賞は、同院のほか、植物バイオ総合事業を展開するベンチャー企業「インプランタイノベーションズ(株)」(小野町)も認定企業に選ばれた。
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