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鶴見区版 公開:2011年8月18日 エリアトップへ

600人が利用 松尾工務店に感謝状 帰宅困難者に備蓄品提供

社会

公開:2011年8月18日

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感謝状を受け取った松尾社長(写真左)と山崎区長
感謝状を受け取った松尾社長(写真左)と山崎区長

 株式会社松尾工務店(本社=鶴見中央/松尾文明代表取締役)がこのほど、東日本大震災発生時に鶴見区役所へ物資などを支援したとして、区役所から感謝状を贈呈された。

 感謝状は、震災発生当日、同社が区役所に立ち寄った帰宅困難者のため、社内の備蓄品を提供したとして贈られたもの。区役所と同社のスケジュール調整により、このタイミングでの贈呈式となった。

 松尾工務店は、建設業界として横浜市と震災時の建物診断をする協定を締結している。3月11日夕方、同社社員が、被害の確認のため区役所を訪庁。被害はなかったものの、多数の帰宅困難者がいることがわかり、社内の備蓄品の提供を決めたという。

 届けた支援物資は、クラッカー、ビスケットなどの食料や水、菓子など。さらに、鶴見駅付近で同社が経営するコンビニエンスストアも停電の影響で閉店していたため、この店舗からも食料などを提供した。

 区役所は当時の状況について「庁舎が第一京浜に面しているため、東京から横浜に帰る人たちが多く立ち寄り、600人ほどいた。提供品にはみんな喜び、特に長時間歩いて疲れた人たちにはお菓子類が好評だった」と振り返った。

 感謝状を受けた松尾社長は、「多くの方が喜ばれたと聞いて、普段役立つことをしていないので、良いことができたと思っている」と感想を述べた。

 また、山崎幹夫鶴見区長は、「当日は多くの人たちがホッとした。帰宅困難者の方たちは、提供されたお菓子をとても貴重な物として一つずつ大切に受け取っていた」と話した。
 

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