鶴見区版 掲載号:2011年9月15日号
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全国中学生テニス選手権大会で優勝した六角橋中学2年 高橋 悠介さん 鶴見区出身 13歳

グランドスラムを夢見て

 ○…世界トップレベルと評されるストロークプレーを武器に、ゲームを支配する。2年生ながら国内に敵はない。春の全国選抜テニス選手権に続き、全国の中学生チャンピオンとなった。昨年は予選敗退。悔しさをバネに、この1年間は全ての面でレベルアップに取り組んだ。「3年生がいる中で優勝できたのは、大きな自信になります」。慢心のかけらもない、素直な受け答えが印象的。その語り口に真面目さがにじむ。

 ○…実業団でプレーしていた父の影響で3歳からテニスを始める。才能はすぐに開花。地元のテニススクールでは、小学1年生にしてジュニアのトップクラスに昇進した。コーチからの紹介もあり、藤沢市にある名門・荏原SSCに移籍し、現在も週5日のペースで通っている。小学校では、個人戦ベスト4が最高位。転機となったのは、元プロテニスプレーヤーの松岡修造さんが企画する『修造チャレンジ』への参加だった。練習ではメンタルの弱さを指摘され、罵声を浴びる場面もあったが「テニスに対する修造さんの熱い想いが伝わってきた」。自分の弱点を自覚することが、急成長を遂げるきっかとなった。

 ○…「フォアで追い込み、ボレーで仕留める流れが理想的」と分析する。今夏は日本代表として欧州遠征に参加。リラックスするため、レディー・ガガなどを聴きながら会場入りするのが恒例となっている。「まだまだ実力差はあるが、ネットプレーの力をつければ世界でやっていく自信がついた」とあくまで前向き。

 ○…テニスを離れれば普通の中学生で、忙しい練習の合間に集中して勉強に励む。憧れはフェデラー選手。毎日のように練習に付き添ってくれた母と、叱咤激励してくれる父に感謝する。「プロ選手として活躍することが恩返し。将来は年間グランドスラムを達成したい」と夢を語る。まずは、秋の全国大会で優勝し、海外チャレンジの布石にする意気込みだ。
 

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