区内の病院や診療所などの医療機関と、訪問看護・ヘルパーなどの在宅ケアサービスを行っている事業者らで作る『つるみ在宅ケアネットワーク』の第4回勉強会が9月9日、済生会横浜市東部病院で行われた。今回から会場を同病院に移した会には、各分野から過去最多の約110人が参加。連携強化が進んでいるようすをうかがわせた。
在宅ケアは療養が必要な人が自宅で医療・福祉のサービスを受けるもの。同ネットワークは、鶴見で安心して在宅ケアを受けられるようにと、区医師会設立の社団法人鶴見メディカルセンターが立ち上げた。
勉強会では、各職種からの意見を吸い上げる場として、企画部会が発足したことなどを報告。また、区内7地区で往診などを行い、在宅ケアと連携を図る診療所の紹介などがあった。
在宅ケアの際、いざという時はかかりつけ医など、地域の診療所とのつながりが重要になるが、診療所同士のネットワーク作りが進む一方、往診医師が少ないなどの問題点も挙がっていた。参加者は、「今後も区内全体で高齢者が増え、在宅も増える。さらにつながりの強化が必要になる」と話していた。
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