市政報告 子どもに正しい放射線の知識を 日本共産党 横浜市会議員 古谷 やすひこ
「スイセンの花からも放射線が出ていてね…」と小三の次男が放射線の授業のことを話してくれました。
今、横浜市内の小中学校の子どもたち全てが教育委員会作成の放射線リーフレットを使って、放射線について教えられていますが、その内容については、原発の安全神話そのもの。原発事故については全く触れられていません。それどころか、「一度に100ミリシーベルト以下の放射線を人体が受けた場合、放射線だけを原因としてがんなどの病気になったという明確な証拠はありません」と記載されています。100ミリシーベルト以下の放射線について、発がん性が「ある」という明確な証拠もありませんが、「ない」という明確な証拠もなく、低線量の放射線については正確なデータが少ないのが実情です。
私たち日本共産党横浜市会議員団はこのリーフレットの撤回を求めています。そもそも、放射線が問題になったのは福島原発事故によるものです。原発の危険性、今の福島の被害の実態なども記述し、また市で問題になっているホットスポットの知識も合わせて教えるべきではないでしょうか。
横浜は、若いお父さんお母さんによる運動で、他都市に比べ放射能汚染対策は大きく進み始めています。リーフレットの内容は、その努力を踏みにじるようなものです。また、横浜市よりも高い放射線量の場所への修学旅行についても、心配の声が寄せられています。
私は今まで、議会などで本市の放射能汚染対策の遅れを指摘する質問をしたり、相談を寄せられ鶴見区内を測定器を持って出かけたり、ブログにて情報を公表してきました。横浜市が、何よりも子どもたちを守るために、そして不安を抱いている保護者へ寄り添った対応を行うように引き続き求めていきます。お問い合わせやご相談は、y-furu3941@triton.ocn.ne.jpまで。
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