障害児が夏の思い出作る 總持寺などで体験企画
親元離れ過ごす
鶴見区社会福祉協議会は、障害児向けの夏休みイベント「つるみサマーフレンド2012」を8月24日まで行っている。
サマーフレンドは、障害児が親元を離れ、公募で集まったボランティアと共に体験学習をするもの。
毎年夏休み中に実施され、子どもたちに夏の思い出を作ってもらうだけでなく、ボランティアの育成や、障害児を持つ親に子どもと離れる時間をとってもらうことなどを目的としている。
今年は地域ケアプラザなど13カ所を会場に15コースが企画された。これまでにふれーゆでのプール遊び、鶴見市場地域ケアプラザでは冷やしうどん作り体験などが行われている。
お坊さん体験も
大本山總持寺では修行僧と障害児がふれあうイベントが、8月3日に開かれた。小学生から高校生までの15人が参加し、子ども1人に修行僧と公募で集まったボランティアが1人ずつ付いて、お坊さんの仕事を体験した。
体験は般若心境からスタート。子どもたちはお経が唱えられる厳かな雰囲気の中、神妙な顔つきでお焼香のし方を学んだ。
また、修行僧が毎日朝と昼行っているという寺内の廊下の雑巾がけにも挑戦。25メートル以上はある廊下を水拭きした子どもたちは、「疲れた」「部活でする雑巾がけより大変」と話していた。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|