神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2012年8月23日 エリアトップへ

区内在住の被爆者が講演 原爆パネル展で

公開:2012年8月23日

  • LINE
  • hatena
「自分と同じ被爆者を二度と出してはならない」と金原さん(左)は語る
「自分と同じ被爆者を二度と出してはならない」と金原さん(左)は語る

 広島・長崎の「原爆の日」に合わせ、鶴見区役所で開かれた「鶴見区親と子の原爆パネル展」で、下末吉在住の金原徹さんが長崎での被爆体験を語った。

 同展は原爆が投下された過去を風化させまいと毎年夏に行われ、今年で9回目。

 広島に原爆が投下された8月6日から、長崎に投下された9日までの4日間開催された。

 「原爆と人間」をテーマにしたパネル展示のほか、1945年4月15日の鶴見空襲の体験記や、原発に関する展示も行われた。

爆風で障子吹き飛ぶ

 7日には、長崎県出身の金原徹さんが自らの被爆体験を語った。

 長崎に原爆が投下された1945年8月9日11時2分、当時4歳だった金原さんは、爆心地から約6Kmの地点にいた。爆心地との間に峠があったため、原爆の直撃は免れたが、爆風で自宅の雨戸や障子は吹き飛ばされたという。

 「自宅近くの肥溜めのそばで、父や祖母、弟と一緒にいて、日かげで遊んでいるところだった。投下直後、父が私の目と耳をふさぎ、私の上から覆いかぶさってかばってくれた」と、投下の瞬間をふりかえった。

 来場者は、金原さんの生々しい体験に真剣な表情で耳を傾けていた。
 

鶴見区版のローカルニュース最新6

横浜市へのふるさと納税でJR運転士・車掌体験

横浜市へのふるさと納税でJR運転士・車掌体験

寄付5万円、仕事体験ツアー

4月23日

脱炭素化、気候変動対策を考えるワークショップ

脱炭素化、気候変動対策を考えるワークショップ

5月29、30日 パシフィコ横浜とオンラインで

4月23日

日本最大級のトラック関連総合展示会「ジャパントラックショー2024」

「よこはまパレード」に「あぶない刑事」舘ひろしさん、柴田恭兵さんも参加

高校生の海外留学支援で補助金

高校生の海外留学支援で補助金

横浜市が希望者募集中

4月22日

中小企業のDX・デジタル化支援へ補助金

中小企業のDX・デジタル化支援へ補助金

市、上限100万円と10万円の2コース

4月20日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

鶴見区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook