故郷の文化知って 留学生が市民向け講座
本町通りにある横浜市国際学生会館で8日、同館を利用しているケニア出身の留学生が母国を紹介する文化講座が開かれた。
同館は、留学生への宿舎提供と市民の国際理解促進を目的に、横浜市が1994年に開設。現在24の国・地域から来日した110人が生活している。
留学生の支援事業のほか、留学生が主体となって参加する市民との交流事業などもあり、留学生による文化講座はその一環として開設当初から毎年行っている。年に4〜6回ほど実施し、昨年はベトナムやモンゴル、ブータンなどの留学生が講師になった。
今回は、アフリカのケニア出身で、横浜国立大学に留学中のジュグナ・ジョイス・ニャンブラさんの講演に市内などから24人が集まった。
講演のテーマは「ケニアのドキドキ結婚物語」。ケニア独特の風習を実体験を交えて話した。例えばケニアには、顔を隠した複数の女性の中から新郎が新婦を当てる儀式があるという。ジュグナさんは、「私は他の人と違うネイルをしたりしていたので夫は私をちゃんと選んでくれた」と自らの経験を明かした。
講演後は、ジュグナさんが当日の朝6時から起きて作ったというケニアのお菓子がふるまわれた。参加した女性は、「実際にはなかなか行けない国。旅行で行ってもその国の暮らしまではわからないのでおもしろい」と話していた。
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