神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2012年10月4日 エリアトップへ

シンガーソングライターとして横溝屋敷の竹とうろうまつりで歌った 伏見 聡子(sacco)さん 川崎市中原区在住 39歳

公開:2012年10月4日

  • LINE
  • hatena

好きなことは持続可能

 ○…獅子ヶ谷のみその公園「横溝屋敷」の竹とうろうまつりでその歌声を披露した。県立鶴見高校を卒業してから約20年。卒業後すぐに就職した企業で社会貢献事業の部署に配属。勤務先と市が00年に協定を結び、以来、獅子ヶ谷の緑地や横溝屋敷の環境保全活動に参加してきた。だが今回、シンガーソングライターとしては初めて。「気持ちよかった」と笑顔を見せる。

 ○…本格的に音楽を始めたのは26歳ごろ。「高校では軽音部でドラムだった。社会人でもやっていたけど、みんなやめていって、それでもやりたいなって」。続けるためには自分一人しかないと、ギターを買った。宣言しないと続かないと、後輩の結婚式の二次会で1曲演奏すると約束。月に1曲はオリジナル曲を作るなど、自らにハードルを課した。「やめようと思ったこともあるけど、そのたびに出演依頼が来たりしてやめられなかった」と笑う。

 ○…歌い手に会社員、自身の仕事を「デリシャスワークス」と呼ぶ。「好きなことを集めて、続けてきた。私は歌だった」。今年5月に転職し、好きを見つめなおした。持続可能な社会や生物多様性がくわわった。「いつか横溝屋敷みたいな場所で音楽と生物とのフェスティバルなんかをやりたい。好きなことや得意なことを共有して、それぞれの生活に持って帰れるような」と夢を語る。

 ○…7歳と4歳の男児の母。「最近上の子がサッカーを始めて、送迎があるから大変」と母の顔も覗く。日常が好きだから、料理も家事も苦にならず、「全部が趣味」という。「テレビは見ないし、子どもも私もそれぞれ好きなことをやってる」。当たり前にある日常。だが、「好きなことだけでなく、それを叶えるために目の前のことを一生懸命やることは大事」。真剣な眼差しを見せる。切り離していた会社と音楽などの仕事が、最近つながり出した。これからも好きなことを集めてつなげ、歌で伝えていく。
 

鶴見区版の人物風土記最新6

熊谷 起一さん

市場西中町まちづくり協議会で事務局長を務める

熊谷 起一さん

市場西中町在住 75歳

4月25日

中西 実さん

鶴見警察署の署長に新しく就任した

中西 実さん

区内在住 57歳

4月18日

河原 公一さん

4月20日に「春まつり」を行う馬場花木園で園長を務める

河原 公一さん

馬場在勤 63歳

4月11日

鈴木 彩香さん

2023年度の横浜市男女共同参画貢献表彰で「ユース賞」を受賞した

鈴木 彩香さん

鶴見区出身 34歳

4月4日

池田 茂さん

青少年指導員として、インターネットの安全な使い方講座の講師を務めた

池田 茂さん

鶴見中央在住 60歳

3月28日

冨樫 剛一さん

2月から横浜F・マリノスユースの監督を務める

冨樫 剛一さん

横浜市出身 52歳

3月21日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

鶴見区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

鶴見区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook