つるみ在宅ケアネットワークの勉強会が9月28日、済生会横浜市東部病院=下末吉=で行われ、在宅看護・介護に携わる事業者や病院関係者ら約110人が参加した。
同ネットワークは、2010年に鶴見メディカルセンター在宅部門が設立。区内で在宅ケアを行う医療や介護事業者が連携し、鶴見の在宅医療の推進を図ろうと、区医師会や歯科医師会、薬剤師会などの医療関係者から、介護サービス事業者までが参加している。
2人に1人が症状
勉強会は年に2回実施されており、今回で6回目。今回は「地域で支える認知症」をテーマに開かれた。
当日は鶴見区役所が区内の認知症高齢者の現状を解説。今年3月末現在、介護保険認定を受けている8919人のうち、2人に1人が介護で日常生活を送ることのできるIIaレベル以上の認知症だとした。
認知症患者を受けている汐田総合病院の窪倉孝道院長は、「介護分野との連携は特に必要になる」と説明。昨年11月、県が独自に進める患者情報共有のための「認知症連携パス」(診療計画書)をモデル導入した結果を報告。参加者らは現状や課題などを確認し、今後の取り組みについて学んだ。
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