済生会横浜市東部病院がこのほど、がん患者やその家族同士が語り合う場として、「がんサロン」を開催する。12月12日(水)、院内の多目的ホールで第1回目が予定されており、現在、同院は参加者を募集している。
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がん診療体制の強化を目指す東部病院は、厚生労働省が指定している「地域がん診療拠点病院」の取得に取り組んでおり、今年8月からは院内に「がん相談支援室」を常設。サロンはその一環で、参加者同士が体験談を語り合いながら、交流してもらうことなどを目的としている。
開設にあたり同院は、安心して参加できる環境としてルールブックを整備。個人情報やプライバシーの保護、勧誘や販売活動などに制約を設けたほか、「理由なく話をさえぎったり、非難や批判したりしない」「むやみに励ましの言葉を言わない」など、参加者の精神面にも配慮した。
同院から参加するのは、がん診療に携わる医師や看護師、ソーシャルワーカーなど。担当者は「同じような悩みに直面する人同士が、互いに支えあう場になれば」と期待をこめる。
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時間は午後1時半から3時。参加対象は、がん療養中の患者とその家族で、元患者や家族も可。同院での受診歴は不問。費用無料。途中入退場自由。申込み・問合せは、東部病院医療連携センター内・がん相談支援室【電話】045・576・3000(代表)。開催前日午後4時締切。当日参加可。
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