今年度第2回目となる鶴見区民会議が11月13日、鶴見公会堂で行われ、区民250人が防災について意見を交わした。
区民会議は、区民らで構成される鶴見まちづくり推進会議が毎年2回実施。区民であれば誰でも参加でき、区内各地区のまちづくりの取り組みなどを発表、また聴くことができる。
今年度のテーマは、「防災、家庭での備え、地域での備え」。参加者は、「個人・家庭」「地域での要援護者の安否確認・避難」「地域での防災訓練・隣近所の連携」という3つの分科会にわかれ、防災に関する備えについてなどを話し合った。
全体会では各会が総括を発表。要援護者の安否確認や津波などの避難活動を独自で取り組む町会もあった。
推進会議の佐藤信男委員長は「震災以降、みなさんの意識は高まっている。この会議を機にさらに防災を」とあいさつ。また、講評した山崎幹夫鶴見区長は、阪神・淡路大震災で救助された人の75%が一般人に助けられたことに触れ、「あらためて『向こう3軒両どなり』と言われた昔ながらの近所づきあいを再構築することが重要では」との見解を示していた。
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