サンタクロースがプレゼントを持って鶴見の子どもたちのもとへ――。
鶴見区社会福祉協議会が行う事業の一つ、「サンタがつるみにやってくる」が現在、区内各地で実施されている。
この事業は、07年度からスタート。区内の親子サークルや障害者・高齢者施設などからサンタクロースの派遣依頼が多く寄せられ、区のボランティアセンターでは対応しきれない状況と、元気な高齢者の活躍の場を求める声とのマッチング事業として企画された。
サンタクロースたちは、毎年11月ごろに事前研修を行い、基礎知識や手品などの派遣先で生かす技を練習。12月1日から25日まで、希望のあった区内各施設などに派遣されるという。今年は28件、延べ56人のサンタが区内を飛び回る。
サプライズに歓声
北寺尾の障害者施設「つるみ地域活動ホーム幹」では、12月15日に行われた地域交流事業である子ども向けクリスマスコンサートに派遣を依頼。コンサートの最後にサプライズで2人のサンタが登場すると、子どもたちは喜びの声を上げていた。
今年からボランティアに参加し、2回目の訪問という61歳の男性は、「先輩サンタに『一度行ったら病みつきになる』と言われていたけど、その通りだった。喜んでもらえるのが嬉しい」と白ひげを揺らしていた。
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つるぎん27日に4月25日 |
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