鶴見区と区内4駅を通る京浜急行電鉄が1月28日、誘客促進で協力する基本協定を結んだ。市内で区と鉄道事業者が誘客促進で協定を締結するのは初めて。第一弾として、共同で鶴見の散策MAPを製作。同日から京急線全駅で配布しキャンペーンを開始した。
両者は昨年、京急沿線などをコースとしたウォークラリーを実施していた。協定は、より積極的な誘客を図るため実現。「千客万来」と銘打ち、まちの魅力をアピールしたい鶴見区と、利用促進を考える京急電鉄との思いが合致した形だ。
締結式は28日、区内の観光スポットの一つ、大本山總持寺で行われ、八幡準副区長と京急鶴見駅の入江哲哉駅長ら関係者らが出席。マスコットのワッくんとけいきゅんも登場した。
八幡副区長は、「魅力を伝え、まちが賑わうことで地域経済の活性にもつながれば」と話し、入江駅長も「鶴見市場から生麦までの4駅周辺はいずれも歴史や多文化など魅力あるまち。京急を利用して散策を」と呼びかけた。
全駅で配布
連携第一弾は、「京急線に乗って横浜のつるみへ出かけよう!」キャンペーンを企画。提示すると区内10店舗で特別サービスが受けられるといった特典付きの散策マップを2万部製作し、京急線全駅で配布する。
また、大本山總持寺とキリン横浜ビアビレッジ工場見学という大人向けの特別体験見学ツアーも行う。
第2弾以降について区は、「現時点では未定」としながらも、「年に2、3回は共同イベントを行っていきたい」としており、区外、市外への鶴見の魅力発信を強化していく考えだ。
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