神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2013年2月7日 エリアトップへ

横浜市13年度予算案 減災・子育てに重点 3年連続のプラス

公開:2013年2月7日

  • LINE
  • hatena

 横浜市の2013年度予算案がこのほど発表された。新年度予算案は、国の大型補正を踏まえ12年度2月補正予算と一体的に編成された。土地開発公社の解散に係る経費を除く一般会計の総額は1兆4353億円で、前年比1・8%増。3年連続のプラス予算となった。

 13年度予算案は、安倍政権が打ち出した10・3兆円の大型補正予算を踏まえ、12年度2月補正との一体的編成となったのが特徴。2月補正分は367億円で、道路整備などの公共事業等が前倒・上乗せされる。単年度としての13年度一般会計は土地開発公社負担金の影響で大きく膨らみ、前年比9%増の1兆5369億円となった。

 一般会計の歳入の中心となる市税収入は、前年比0・8%増の7014億円。地方交付税や県税交付金などは前年度とほぼ同額を見込んだ。市債は、地震防災戦略事業に必要な市債156億円の上乗せのほか、土地開発公社解散に係る特別な市債(第三セクター債)1383億円とあわせ2574億円(前年比93・9%増)。

 一方、歳出は「安全・安心・活力・再生」をキーワードに予算を配分した。

 安全・安心に関する施策では、学校や区庁舎の耐震整備や、道路・公園などの各種施設の整備に2095億円(前年比12・8%増)が計上された。子育て分野では、待機児童解消の継続のための保育所整備に24億4500万円、放課後児童育成推進に45億5500万円が組まれている。新規事業として市立学校125校に学校司書を配置する(6900万円)。また、いじめなどに対応した学校へのカウンセラーの派遣(5億800万円)にも取り組む。医療・健康関係では産科・周産期医療の充実(2億円)、100万人の健康づくり(3900万円)などを推進する。

 横浜経済の活性化対策では中小製造業の設備投資への助成(2億6500万円)、企業誘致の促進(29億3200万円)、中小企業融資(563億2000万円)のほか、横浜環状道路等の整備(204億9900万円)、食・農連携による横浜農業の振興(1億9700万円)、港湾施設整備(141億1900万円)などを進める。
 

鶴見区版のトップニュース最新6

初挑戦で金賞受賞

佃野町「楽匠」

初挑戦で金賞受賞

「からあげグランプリ」で

4月18日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月18日

鶴見区、50年後も30万人超

横浜市人口推計

鶴見区、50年後も30万人超

市全体は約2割減

4月11日

市が基本構想を策定

豊岡小再編整備

市が基本構想を策定

2032年度以降の竣工めざす

4月11日

公園すべて禁煙へ

横浜市

公園すべて禁煙へ

条例改正目指し、来春から

4月4日

鶴見線や地域の歴史を調査

入船小学校旧5年1組

鶴見線や地域の歴史を調査

鶴見駅にレポート掲示も

4月4日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

鶴見区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook