横浜市がこのほど発表した2013年度予算案にともない、鶴見区の来年度における自主企画事業案の概要も明らかになった。区の13年度総事業費は1億3千41万3千円で、昨年比マイナス約2千3百万円。事業数は全38事業となっている。
6体系で編成
鶴見区では、地域の課題解決に向けた取り組みへの支援を基本的な考え方として予算を編成。「安全・安心のまちづくり」(2千万円)「福祉のまちづくり(鶴見・あいねっとの推進)」(3千888万円)「多文化共生のまちづくり」(834万円)「快適な環境をめざしたまちづくり」(1千149万円)「鶴見の魅力を活かしたまちづくり」(2千266万円)「おもてなしの気持ちあふれる区役所づくり」(2千899万円)の6つの体系で予算案を打ち出した。
新規は3事業
区が重点に置いたのは、地域における「防災」「子育て」「課題解決」の充実。防災では、地域の防災マップ作成や津波避難施設の改修といった共助分野に予算を厚くするなど、「地域支援」を色濃く反映している。
来年度の新規事業は3つ。重点事業とも重複する「マイ保育園事業」では、給食体験や園庭開放などを実施し、保育園の非利用者に対する子育て支援を図る。
また、地域だけでは解決できない複雑な課題に対し、区が主体的に調査や研究をする「つるみ・地域の課題解決サポート事業」も実施。高齢化により減少傾向にある公園愛護会のメンバー拡充事業も新たに始まる予定だ。
予算案は3月26日の横浜市会本会議で議決される。
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