神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2013年2月28日 エリアトップへ

罹災者支援ネットワーク 2年目の訓練で一体感 地域住民も運営に参加

公開:2013年2月28日

  • LINE
  • hatena
各所の状況をボード上で整理した
各所の状況をボード上で整理した

 東日本大震災から2年を迎えるのを前に、生麦中学校と生麦小学校、岸谷小学校、寺尾小学校が中心となって設立した「罹災者支援ネットワーク」が2月23日、各校と周辺の協力施設で訓練を実施した。

震災契機に設立

 「罹災者支援ネットワーク」は、東日本大震災を契機に昨年設立。震災時、区内市立小中学校は、地域防災拠点として開放され、生麦小学校では約200人の帰宅困難者を受け入れたが、備蓄をほとんど使い果たしていた。しかし、すぐ近くのはずの生麦中学校などでは、その状況を把握しサポートすることができなかった。そこで、周辺各校が連携。近隣の法政女子高等学校や横浜商科大学、キリンビール(株)横浜工場とも協力し、生徒の安否情報や、帰宅困難者などの避難状況を共有するネットワークを作った。

 訓練は昨年初めて実施され、今回は2回目となる。当日は地震発生を想定し、各校や協力施設が、無線を使ってそれぞれの状況を把握。あふれてしまった帰宅困難者を受け入れ可能な施設に誘導し、物資が不足している場所には他施設から支給するまでを確認した。

メール導入

 昨年まで連絡手段は無線が主だったが、今回はメールを新たに導入し、生徒の安否確認に利用した。「前回は無線から情報を聞き取って、メモを取るのに時間がかかっていたが、より早く効率的に情報を整理しやすくなった」と生麦中の藤田耕平校長は話す。 

 また、昨年は各校の校長が中心だった運営に、今年は各校が地域防災拠点となった際に運営する委員も参加。本部長で池谷戸自治会会長の杉浦節子さんは、「地域の人が主体に加わったことで、一体感が出てきたと思う」と話していた。

 今後は、共有すべき点をフォーマット化するなどして、よりスムーズな情報集約を目指していくという。
 

鶴見区版のローカルニュース最新6

南米の民族楽器で演奏会

南米の民族楽器で演奏会

入船公園で27日

4月25日

總持寺・花月園を巡る

神奈川歴史散歩

總持寺・花月園を巡る

5月25日、約4キロ

4月25日

つるぎん27日に

「生活の困りごと気軽に相談を」

「生活の困りごと気軽に相談を」

生活支援コーディネーター PR動画を作成

4月25日

非常用トイレ備えて安心

自宅便座に簡単設置

非常用トイレ備えて安心

マンションで逆流トラブル

4月25日

横浜BCが新たな船出

横浜BCが新たな船出

BUNTAIで3試合

4月25日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

鶴見区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

鶴見区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook