鶴館跡地多世代住宅 市が事業化に本格着手 来年9月から入居開始
横浜市は、2010年に閉館した鶴見会館の跡地に建設予定の「よこはま多世代・地域交流型住宅」の整備・運営事業者を(株)学研ホールディングスほか3社に決定し、本格的な事業化に着手した。着工は8月からで、14年7月に竣工し、9月上旬からの入居開始を予定している。入居者の募集時期は未定。
よこはま多世代・地域交流型住宅は、子育て世代なども入居できる高齢者向け賃貸住宅。多世代が入居し、世代間や地域の「つながり」を作るねらいがある。
市内での建設は今回が初。市は12年9月から整備・運営事業者の公募を開始し、(株)学研ホールディングス、(株)学研ココファンホールディングス、(株)学研ココファン、総合地所(株)の4社を共同事業者として決定した。
学研ココファンホールディングスが発表した事業概要によると、建物はRC造の6階建てで、面積は約1500平方メートル。全戸数99戸のうち、高齢者向けは70戸、一般世帯が29戸。予定家賃は、高齢者用が53500円〜(介護型)、一般世帯用は117000円〜。
建物内には介護、医療サービスの事業所をテナントとして配置するほか、居住者や地域住民が交流できるスペースを設置する。交流スペースでは利用者の活動をコーディネーターが支援する。また、地域住民を構成員とする運営協議会を作り、交流スペースの利用計画や利用料を検討。地元の意見を反映させた運営を目指していくという。
|
|
つるぎん27日に4月25日 |
|
|
|
|
<PR>