鶴見区版 掲載号:2013年3月28日号
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鶴見書人会の代表を務める 阿部 跳龍(ちょうりゅう)さん 上末吉在住 71歳

書は終わりなき戦い

 ○…45年の歴史を持つ鶴見書人会。立ち上げの中心となった書家の一人、西川萬象に弟子入りしていたことから、発足当初から活動に参加している。「鶴見のためにひとつになって書の文化を広げようという目的のもと、結成された。一流の先輩が多くおり、交流できるのはありがたい」。3月22日から開かれた鶴見書人会展には自身も出品。作品を100点満点で採点すると50点だという。「60年近くやっているけれどちっとも上手くならない。難しいですよ」と謙虚に笑う。

 ○…鶴見出身。実家は佃野町でパン屋を営む。「書道好きだったパン屋のお客さんが教えてくれたのが始まり。あの頃は、習い事と言えばそろばんか書道だったな」。高校2年生の時、全国の学生が出品する学生展で2位になり「この道でやっていこう」と決意。教員免許を取得し、横浜商科大学高等学校で41年間書道を教えた。

 ○…書道は生活の中心。年に10回ほど展覧会に作品を出品するため、毎日4、5時間は筆をにぎる。趣味の吟詠も、覚えた詩は書の題材として参考にする。書いた作品は自宅の壁に貼り、妻の講評を聞くのが習慣。「『つまらない』と言われたら書き直す。『まあまあね』と言われたらよく出来たなと」と苦笑い。妻もまた、学生時代から西川氏のもとで書道を学び、「見る目は厳しい」という。「一緒に書道展を見に行くと、『この字を参考にしなさい』なんて言われている。厳しいけれど、いい作品を書くには欠かせない存在」 

 ○…思った通りに書けることは少ない。しかし、試行錯誤の中にも言葉の知識が増えていく喜びがあるという。「知らない字に出会って、意味を解き明かしたときはうれしくなる」。書道は一生をかけて極めていくつもりだ。「理想はもっと先にある。終わりなき戦いみたいなもの。書人会には93歳で書き続けている人もいる。70代の自分は、まだまだ半人前だね」

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