鶴見区版 掲載号:2013年5月16日号
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女性職人として手焼きせんべい屋「力煎(りきせん)」を営む 岩崎 真由巳さん 東寺尾在住 47歳

ちょっと頑固な女職人

 ○…女性の手焼きせんべい職人は珍しいという。手焼きは2枚重ねの軍手を着け、100度以上の炭火で焼く作業。焼き台の周囲は40度以上まで上がり、サウナのようになる。朝から夕方まで焼き台に向かう日もあり、台の真上にある顔は真っ赤になるという。トングを使って焼く店も多いが、手法は変えない。「手焼きの方が焼き色がきれいにつく。『お前は変わり者』だと人に言われたこともある」と笑う。 

 ○…職人になったきっかけは、おじが手焼きせんべいの店を開いていたこと。「偶然おじの店を手伝いに行ったら、焼き手がかっこよくて。自分もできそうに見えた」。職人を目指す以前は、実家のクリーニング店で働いていた。代々続く家業で、手伝うのが当たり前のように思っていた。しかし、40歳を前に自身を顧みた。「敷かれたレールの上でやってきたけれど、自分でやりたいことをやりたいと思った」。おじに「食べていくのは大変」と反対されながらも修業を積み、2008年に店を開いた。

 ○…店は住宅街の一角にあり、決して広くはないが気に入っている。「一人でこじんまりとできるお店がやりたかった。小さいからこそお客さんのわがままもなるべく聞いている」。夫と2人の子どもは開店当初から、店の営業に協力。「店の方針について相談に乗ってもらったり。イベントでの販売も手伝ってもらっている」。特に子どもたちには、働く姿を見せたいという。「時にはあがきながら働く後ろ姿を見て、何かを学んでほしい」 

 ○…職人になることを反対していたおじは、開店から5年経った今も来店したことはない。「おじも私も頑固で、『何か困ったら言いなさい』と言われても、弱音なんて言うもんかと意地を張ってしまって」と苦笑しながら振り返る。「5年続けて、私も一人前に近づけたかな」。今年の暮れにはおじのもとへ挨拶に行こうと思っている。

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