神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2013年8月1日 エリアトップへ

被災児童と今年も交流 鶴大生ら学生ボラ壮行会

社会

公開:2013年8月1日

  • LINE
  • hatena
学生の前であいさつする校長ら
学生の前であいさつする校長ら

 鶴見大学の学生らが中心となり、被災地支援を行っている学生ボランティアチームの夏の活動に向けた壮行会が、7月26日、同大記念館で開かれた。

 学生ボランティアは、東日本大震災発生後すぐに設立。2011年の夏から本格的に活動を開始した。「学びーば」と題して、気仙沼市立大谷小学校と同鹿折小学校の児童に学習支援やイベントを通した交流などを実施している。春、夏、冬の長期連休を利用して訪問し、今回で7回目。

 この夏は8月の第2週、4週に両学校を訪れる予定で、学生や社会人、高校生など約70人が参加する。期間中は、活動3周年を記念し、夏祭りを企画。これまでは一度に一企画の実施だったが、「お祭り」という形で複数のイベントを同時開催。釣りやゲームといったコーナーなど、子どもたち自身も準備に参加して楽しむという。

現地校長らも出席

 壮行会当日は、秋の修学旅行の下見に訪れていた両校の校長らも出席。学生らにあいさつと支援への感謝の意を示した。

 鹿折小学校の藤村俊美校長は、「地元市教委経由でも学習支援はあるが、ここまで長期で大規模なものは他に例がない」と説明。「学生が考えた学習が楽しいから、宿題を早く終わらせる子が増えた」と話す。

 また、現在も校庭全面に仮設住宅が建つ大谷小の畠山雅宏校長は、「子どもたちの遊ぶ場所がない中で、色々と考えてくれて本当にありがたい」と感謝した。

 学力向上だけでなく、子どもたちの心の癒しにもなっているという「学びーば」。ボランティア代表の石川達哉さんは、「子どもに名前を呼ばれたらやめられない」と笑顔。今年の夏も、鶴見のお兄さん、お姉さんが、被災地の子どもたちを楽しませる。

鶴見区版のローカルニュース最新6

市が6件の事業計画を認定

市が6件の事業計画を認定

企業誘致を促進、ホテル建設に助成金40億円

4月17日

障害の有無を問わず、ともに楽しむ「ツナガリウォーク」

無料の起業塾、「YOXOイノベーションスクール2024」参加者募集中

横浜市役所が遊び場に変身する「こどもデー」

立憲民主党 3政令市議で連絡会

立憲民主党 3政令市議で連絡会

都市問題解決、地方分権推進へ発足

4月15日

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる

4月27日にコンサート

4月13日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

鶴見区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月17日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook