鶴見区仏教婦人会(横井伊津美会長、会員数31寺院・49人)主催の盂蘭盆会(うらぼんえ)が7月30日、佃野公園そばの鶴見川河川敷で行われた。希望者が供養したい人の戒名を書き込み、並べられた紙灯ろうは約1千個。手を合わせる参加者の姿が見られた。
区仏婦人会は戦後、「福祉活動を推進したい」との思いから設立。先祖を供養する仏事である盂蘭盆会は、区内では1952年から実施されている。
同会は現在でも設立当時の思いを受け継ぎ、福祉活動も展開。区内の障害者地域活動ホームもとみやに、盂蘭盆会で使用する紙灯ろうの作成を依頼。また、収益の一部を善意銀行に寄付している。
当日は、紙灯ろうの灯りが鶴見川を照らす中、鶴見区仏教会の僧侶による法要もあった。横井会長は、「現代は生きていることが当たり前になっている気がする。色々な人に助けられていることがわかれば人生はもっと豊かになるはず。先祖の大切さを知る機会になれば」と話した。
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