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鶴見区版 公開:2013年9月5日 エリアトップへ

「よこはまミュージカル牧場」の代表として活動する 高城 瑞穂さん 下末吉在住 46歳

公開:2013年9月5日

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趣味が生んだボラ精神

 ○…市内外の福祉施設にボランティアで出張公演を行っている団体「よこはまミュージカル牧場」。間もなく迎える50回目の節目に、「事故もなく、無事に続けられていることが有難い」。メンバーやこれまで関わった人たちへの感謝を口にする。趣味が高じてスタートした団体。「まさか自分がミュージカルを作るとは」。立ち上げから5年。今では見る人の笑顔が何よりの喜びという。

 ○…無類のショー音楽好き。「マニア」と笑う。33回転のレコードを45回転に速めて聴くほど、飽きやすかった性格。それを変えたのがショー音楽だった。「物語があって、初めて聴いたとき、『これだ』と思った」。大学卒業後、ブロードウェイのサウンドトラックなど、集めたCDの各パートを聴き取ってカラオケにする作業を開始。気づけば大量の音楽素材ができていた。それが母の知人で元宝塚歌劇団メンバーの目に留まり、宝塚OGのショーを企画。書き溜めていた脚本やコントを生かそうと、ミュージカル牧場を設立した。

 ○…普段は会社員。楽器や声楽などは全て我流で、自宅には教則本が並ぶ勉強家だ。脚本や楽曲づくり、稽古場の予約等々、仕事以外は団体運営に費やす。「独り身だから、普通のお父さんが子どもと遊ぶ時間を使っているだけ」。多忙さは気にならないが、息抜きは必要と、趣味にしているのは自転車。「正月は鶴見からスタートして静岡の三島まで行った」。年に2、3回の遠出でリフレッシュする。

 ○…鶴見の祖父の家を継いで16年。三ツ池をこよなく愛する。「駒岡の瓢箪山遺跡の話を作りたい。鶴見でやりたいですね」。初めは、自身が経験してきた集大成にしたいという思いが強かったミュージカル牧場。やるたびに喜ばれ、ボランティア精神に火が付いた。最近はオリジナルの要素も増やしている。「分かれ道になると、新しい方に行きたくなる性分」。ショー音楽マニアのチャレンジは続く。

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