区内在住の金子好伸さんが、縄文文化を論説した『インディオの縄文人』((株)宮帯出版社)を、このほど出版した。
見どころは「下末吉台地に関する論説」。大規模かつ歴史的に貴重でありながら、注目度が低い同台地の価値を再評価。また、東日本大震災の反省を踏まえ、「人間は自然の一部であり、自然と共に生きることが重要」と説き、縄文人から学ぶべき持続可能な社会についても言及している。
筆者は鶴見生まれ鶴見育ち。三ツ池公園で縄文土器作りなどの活動を精力的に続ける。国際縄文学協会の会員でもあり、学術雑誌に寄せた論文を評価され、同書の出版に至ったという。
金子さんは「自然あっての人間と認識していたからこそ、縄文人は一万年も戦争をせず平和に暮らした」と話した。同書は157頁、定価1200円。
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