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寺歴450年光 永 寺 墓地不足で新たな供養が人気 「終活」も後押し、生前相談が増
65歳以上の高齢者が「4人に1人」となり、高齢化社会への進展が著しい現代。横浜市のような大都市圏では、土地不足により墓地が足らなくなる状況が深刻化し始めている。
そんな中、墓地はもちろん、新しい供養の仕方として人気の「納骨堂」や、手元に置ける「石位牌」などが評判を呼ぶ寺が鶴見にある。寺歴450年以上の潮田山光永寺(荒原光春住職)=鶴見区汐入町=だ。
永代供養の納骨堂
以前はお墓ができるまで骨壺を収蔵する場所とされていた納骨堂だが、現在は「屋内霊園」と呼ばれ、お墓として利用されるタイプが増加中だ。
光永寺の納骨堂は、しっかりとした祭壇を設け、寺が代わりに供養や管理を行う永代供養付き。そのため、無縁仏になる心配がないというメリットがある。少子化による核家族化もあり、「買っても継ぐ人がいない」「墓参りなど、家族に面倒をかけたくない」という人から喜ばれているという。
宗旨・宗派は問わず、お墓からの引っ越しや分骨も可能。値段は12万円からと安価なことも人気の理由の一つだ。
手元に石位牌
さらに同寺では、納骨堂よりも新しい形として、石の位牌をこのほど製作。注目を集めている。
位牌は、長さ約15cm、幅・奥行きが約3・5cmの長方形で、墓石と同じ御影石を使用し耐久性を確保。筒状のガラス瓶に遺骨を入れ分骨を可能とした。写真は、色あせないよう陶器に焼きつける方法を採用。お墓と位牌、形見が一つになった形だ。
また、位牌は通常、戒名が書き入れられるが、「石碑や記念碑のように、この世に生きた証に」と、生前の氏名や生存年月日などを記せるように工夫している。
購入した人からは、「家族みんなで持つことができ、本当にありがたい」と評判。すでに埋葬済みの人も「分骨して手元に置きたい」と購入していくという。価格は1個8万4千円(写真加工・彫刻・穴開け代・税込)。
由緒ある地元のお寺、気軽に見学・相談してみては。見学・相談無料。事前予約で送迎可。
現在、墓地「0・48平方メートル」を1区画限定、特別価格で提供中(永代使用料38万4千円)。
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こどもタウンニュースよこはま版4月8日 |
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