全国初の夜間中学校「浦島丘中学校夜間学級」(神奈川区)の開校65周年を記念し、12月14、15日、神奈川公会堂でミュージカル『よこはまの夜間中学に燈が灯る』が公演される。
主催は、区内の児童・生徒らも所属する地域演劇教育集団・劇団ひこばえ主催。
横浜市の夜間学級は1948年、子安浜(神奈川区)で昼間は漁師の手伝いをする子どものための学校として誕生。現在は外国の生徒が大半を占め、時代とともに役割を変えている。市内には5校あるが、現在2校が閉級状態。市が来年度から1校に統合する方針を示す一方、存続を求める市民の声も多く聞かれる。
舞台では、そんな夜間中学の歴史や現状、存在意義などを描く。メンバー20人は現在、本番に向け汗を流す日々だ。区内からは、末吉、矢向、市場中の生徒ら7人が出演。「漁師から始まったというのは驚いたが、65年続いているのはすごいこと。夜間学級の大切さ、仲間のすばらしさなどがわかる作品」と話す。
公演は14日が午後2時と6時開演の2回。15日が午後2時開演の1回のみ。開場は各回開演30分前。チケットは999円(全席自由)。予約・問合せは、同劇団・村上さん【電話】045・431・5551。
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