横浜熊野神社で行われた出迎えの「大黒舞」
区内７寺社に祭られている七福神をお参りする「鶴見七福神めぐり」が、１月４日にスタートした。４日、５日に行われた鶴見歴史の会によるガイドツアーには、約１７０人が参加。ツアー参加者以外にも多くの人が福をもとめて区内を巡った。
鶴見の七福神は、歴史の会が独自調査の上、５年前に発見。鶴見区文化協会と協力し制定にいたった。７寺社は、横浜熊野神社（福禄寿）、鶴見神社（寿老人）、大本山總持寺（大黒天）、東福寺（毘沙門天）、正泉寺（恵比寿神）、安養寺（弁財天）、松蔭寺（布袋尊）。
七福神めぐりは13日まで。各寺社の都合で開帳されない場合もあるが、普段見られない七福神を参拝できるほか、スタンプラリーもある（台紙、各寺社にて百円）。歴史の会によるガイドツアーは12日、13日に実施。申込不要で各日10時に横浜熊野神社（京急鶴見市場駅歩２分）集合。参加費６百円（昼食持参）。雨天中止。
観光タクシーも登場
鶴見中央の東宝タクシー（株）が、七福神めぐりのための観光タクシーの運行を開始した。
歩いて回れない高齢者などのために、タクシー１台を貸し切り、七福神をめぐるというもの。区文化協会などの活動に賛同した同社が、「全行程はかなり歩く。高齢者や車いすの人にも楽しんでほしい」と企画した。
５時間半貸し切り（有料）でガイドなし。昼食は持参。要事前予約。金額等（問）同社運行管理部【電話】０４５・５０１・５８９１。
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