鶴見地下道 エレベーター稼働開始 利用の高齢者ら「助かる」
国道15号線の鶴見駅入口交差点地下を通る「鶴見地下道」にこのほどエレベーターが設置され、稼働が始まった。これまで地下道を利用するにはスロープ付きの階段を昇り降りするしかなかった。エレベーターの設置により車いすやベビーカーも通行しやすくなることが期待されている。
鶴見地下道は、JR鶴見駅東口から続く通称・駅前通りと国道15号が交差する鶴見駅入口交差点の地下にある。交差点を横断する歩行者の安全確保のため、1982年に建設され、平日の日中は約1万3千人が利用している。
エレベーターの設置は、鶴見駅周辺の交通バリアフリー化の一環として実施された。横浜市は、2004年に「横浜市鶴見駅周辺地区交通バリアフリー基本構想」を策定。公共施設や商業施設などが集まる鶴見駅から概ね500mの範囲は、重点整備地区として整備が進められてきた。
エレベーターは地下道の出口4カ所に設置する予定で、今回完成したのは川崎側の2基。残りの2基は2015年度の完成を目ざす。
地下道を利用する高齢者や子供連れからは、「足が悪いので助かる」「ベビーカーではスロープを上りにくかったので便利」などと、設置を歓迎する声が聞かれた。エレベーターの利用時間は、早朝4時から深夜1時30分まで。
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