県内に33施設ある災害拠点病院の一つに指定されている済生会横浜市東部病院=下末吉=で1月19日、災害医療訓練が実施された。
訓練には同院の医師や看護師のほか、下末吉地区自治連合会や鶴見消防署などの外部参加者を含む約2百人が参加。首都直下型地震の発生を想定し、机上と実動の2部構成で行われた。
実動訓練では、患者役を配置。緊急時に対象者の優先度を選定するトリアージ訓練を行うなど、実際に近い形で対応を確認した。
訓練後の反省会で、参加した外部医療従事者らは「軽症患者は東部に来てはいけない。どこへ行けば診てくれるのか、周知・啓発が必要と実感した」と話し、災害時における地域の今後の課題にも言及していた。
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